切手コラージュ仕上げ

 

 数十年も前。古いものでは、百年以上も前。自分がこの世に存在すらしなかった時代に、確かに世界を行き交った切手。そして、時間と空間を移動した「証」である消印。

 これが貼られた手紙には、どのような人間模様と物語があったのでしょう、、、。

 

 様々な物語を想像しながら、ルアーの素材としてコラージュさせてもらう幸せ。小さな紙片に凝縮された時間と空間、そして「物語」をルアーに貼らせてもらう贅沢。

 

 そこにはなんというか、人間の営みや生活や文化の生々しさ。今迄のルアー表現にはなかった全く新しい「リアルさ」の概念と迫力があると思うのです。それは、オールドルアーにもひけをとらない、もうひとつの「時間」というものの迫力と強さが宿っていると思うのです。

 

 

 

〝時間〟を身にまとう贅沢

 切手コラージュ仕上げは、主に50年〜100年前の世界各国の古切手を贅沢に使い、アートな表現で1本1本コラージュして仕上げます。同じパターンや色彩は一つとしてありません。全てワンオフです。
 切手コラージュ仕上げは、主に50年〜100年前の世界各国の古切手を贅沢に使い、アートな表現で1本1本コラージュして仕上げます。同じパターンや色彩は一つとしてありません。全てワンオフです。
 プーのコラージュ例
 プーのコラージュ例
 コラージュのイメージは多種多様。物語性であったり、単純に色面構成だったり。例えば、日本の戦時中の切手とヒトラーの切手の組み合わせ。赤と青の色彩としての画面構成など様々です。
 コラージュのイメージは多種多様。物語性であったり、単純に色面構成だったり。例えば、日本の戦時中の切手とヒトラーの切手の組み合わせ。赤と青の色彩としての画面構成など様々です。
 切手の色、柄とルアーの形状を見ながら、一枚一枚表情を見ながらコラージュしていきます。数ある切手の中から、これだと思うものを貼付けます。一番上にくる切手、下にくる切手の色とデザインを頭に入れつつ、全体のイメージを大切にしながら進めます。
 切手の色、柄とルアーの形状を見ながら、一枚一枚表情を見ながらコラージュしていきます。数ある切手の中から、これだと思うものを貼付けます。一番上にくる切手、下にくる切手の色とデザインを頭に入れつつ、全体のイメージを大切にしながら進めます。
赤色背、青色サイドのコントラスト
赤色背、青色サイドのコントラスト
 全体的にグリーンの基調。濃いグリーン、淡いグリーン、彩度の高いグリーン。同色の組み合わせでも、全く違う色合いを見せます。
 全体的にグリーンの基調。濃いグリーン、淡いグリーン、彩度の高いグリーン。同色の組み合わせでも、全く違う色合いを見せます。
 ブルーヘッド、オレンジボディーのイメージ。色のコントラストと消印の丸印が、良いアクセントとして効いてきます。
 ブルーヘッド、オレンジボディーのイメージ。色のコントラストと消印の丸印が、良いアクセントとして効いてきます。

プーペラ 切手コラージュ 作品一例

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